関節性乾癬で。

このブログにも時々登場していただく、尋常性乾癬と関節性乾癬の50代女性。

足揉み歴2年半。
今までは、皮膚の乾癬の改善ばかりに目がいっていましたが、関節の痛みが激烈になってきました。

尋常性乾癬から関節性乾癬を発症するのが、全体の10%程度とネットにありました。
原因不明の治療法無し、の情けない状態。

「三日前は、体中が痛くて歩くのも困難でした。でも、今日は少しましなので、来てみました」と。
関節の痛みは、リウマチに似ています。
リウマチは、左右対称に現れますが、乾癬は非対称。
関節の炎症が進むと、関節が崩壊して変形したり、曲がらなくなってしまいます。

今までは、抹消関節(手指)の痛みがひどかったのですが、今回は、全身の関節。
肩、肘、手首、腰、股関節、膝、足首。。。

「最後は、歩くこともできなくなって、寝たきりになるってネットに書いてありましたでしょ?」
確かに。読みました。
「その時は、その時って思って、開き直ってるんです」

この方は、こんなに苦しい状態でも、なぜかとても明るい。
5年前に、12センチ、ステージ4の子宮頸がんを治療された経験があるからでしょうか。
限界量の放射線照射で、ガンは米粒大になってそうですが、今もガンセンターに通院中です。
乾癬を発症したのは、それ以後ですから、多量の放射線被ばくも原因と考えられないのかな。

今日も、40分ほどの距離を何とか車を運転をして、来てくださった。
両手の親指から中指までしか握れないから、ハンドルを持つのも大変だったでしょう。

足裏を触ると、熱い。炎症を起こして、発熱しているみたい。
「土踏まずも痛いんです。揉んでもらえるかどうか分からなかったのですが、とりあえず来ました」
土踏まずには、腎臓の反射区がある。
これは、重点反射区になるから、足が「ここでっせ~」と、言ってるみたい。
心なしか、足裏はぷっくらと腫れた感じ。

どこに触れると痛みがでるのかわからないので、注意しながら揉みましたが、ほとんど大丈夫。
施術が終わるころには、熱もぷっくらも引いていました。

皮膚の状態が少しずつ改善していたので、月に1度の施術でやってきましたが、これは回数を増やして様子を見てみようと、来週から毎週揉みに変更することに。

1日30時間働いていました、とか12センチのガンなど、体に大きな負担がかかって乾癬の発症に至ったと言うことでしょうか。

治療法無しと言われた症状を、どうやって、どこまで脳が戻すのか、戻るものなら見てみたい。
しばらくは、一番力が入るケースになりそうです。

毎度のことですが、頑張ってや~、足。